湯も・北たコラム
委員長湯本憲正と書記長北原隼人が書き込む湯も・北たコラム(旧「ノリ・スケだより」)
2月10日自治研集会を開催
2月10日、木曽町の郡民会館で、長野県職労地方自治研究集会を開催しました。9月の御嶽山の噴火災害による観光を中心とした地域産業への影響が出ているため、復興支援としても位置付け、木曽での開催としました。おかげさまで100名を超える皆さんに参加いただき、集会は成功裏に終わりました。県の機関で働く県職労組合員だけではなく、木曽地域の自治体に派遣されている県職員(組合員)、木曽地域の自治体で働く自治労組合員・地域おこし協力隊員の皆さんにもご参加いただき、それぞれの立場・視点でのご意見をいただくことができました。レポート発表など集会のためにご尽力いただいた皆さんに感謝申し上げます。
午前中は、福島大学教授の今井照先生から「人口減少社会を考える」と題して基調講演をいただきました。「地方消滅」論の背景、原発災害避難自治体の状況と、そこから見えて来るこれからの自治体の役割などについてお聴きすることができました。午後は、分散会でレポート発表を受けての意見交換、木曽福島の会場周辺のフィールドワークの二組に分かれての活動になりました。
幸い珍しく?晴天に恵まれましたが、戸外では日没の早さと厳しい冷え込みも体感することができました。私たち県の仕事では、直接住民の方と接する業務に従事している職員は少数かもしれませんが、今私たちには何を求められているのか、何ができるのか・何をしなければいけないのかを考える・行動するきっかけになれば幸いです。それぞれの立場で参加いただいた皆さんに感謝申し上げます。また、夜の交流会にも約70名の方が参加いただきました。更に議論が深まったのではないでしょうか。全体交流会の後も、それぞれ地域経済のためにご努力いただいたことと思います。ありがとうございました。
1月22日組織定数・人員増交渉
1月5日旗開き
12月26日旗納め
2014年の旗納めを15時から書記局で行いました。今年は我々が想像できない程の自然の力を改めて感じさせられる年でした。2月の大雪、7月の南木曽町豪雨災害、9月の御嶽山噴火災害、11月の神城断層地震災害など。これらによりお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。また、職員・組合員の皆さんが、これらへの対応にご尽力いただいていますことに敬意を表します。
12月16日第1回中央委員会を開催しました
12月16日、13時から労働会館で第1回中央委員会を開催しました。雪とあいにくの天候でしたが、県下各支部から46名の中央委員の皆さんに参加いただきました。中央委員会は、確定交渉が妥結し、6月の定期大会から半年経過するこの時期に毎年開催しています。この半年の一般経過報告、会計報告、たたかいの中間総括(案)、当面の闘争方針(案)について論議いただきました。また、当面の闘争方針の中で2015独自要求闘争の推進についても提案しました。執行部の提出した議案は、圧倒的多数の賛成で承認されました。
中央委員の発言で、確定交渉結果について、給与制度の総合的見直しや昇給・昇格制度の見直しを人事委員会勧告されてしまったが、人勧と異なる内容だったこと、勧告にはない行政職4級などにも8号俸延長を実現できたこと等を評価いただきました。この結果となったのは、県当局に対する取り組み、人事委員会に対する取り組み、全組合員による大型はがきの取り組み、200名を超える交渉団による確定交渉の進め方、自治労県本部加盟単組からの支援等様々な要因があったと思います。組合員の皆さんの様々な取り組みへの結集に感謝いたします。確定交渉は妥結して一定の区切りとなりましたが、現在、部局交渉をしている人員増闘争はこれからが山場です。また、当局から事前協議が来るなど、新たな課題が出てきます。そして、解決していない課題、実現していない要求はたくさんあります。今後も、執行部一同しっかり取り組んでいきますので、組合員の皆さんの運動への結集を改めて要請いたします。